Jゼミナール CVゼミ (コンピュータビジョンゼミ)

担当 藤原孝幸

Jゼミについて

単位にはなりませんが、興味関心のあるテーマを学生と教員が一緒に学習するゼミです。学部・学科・学年が違う学生とも仲間になれる場です。 募集は4月と9月に行います(本ゼミは随時募集しています)。

Jゼミについては学習支援センターWebページをご覧ください。

CVゼミの概要

基本的には、ロボットの目を作る技術であるコンピュータビジョン(CV)についてプログラムによる実装(OpenCVライブラリ)とその原理(全体はカバーできませんが画像処理エンジニア検定エキスパート程度)について学びます。 カメラを使った作品・システム作りに興味がある人も歓迎します。 外部の画像処理プログラムコンテストを目標にする人もいます。

という内容を外向けにはお知らせしています。
実際には参加者の希望を踏まえ、以下のようなプログラムを予定しています。

1. PyTorchプログラミング

深層学習ライブラリの一つであるPyTorchを使って、何かしらのテーマに沿った画像処理技術を実装します。機械学習のためのデータセット作り方などを手を動かしながら学んでいきます。 Google Colaboratoryでの開発を前提としていますので、所有するPC環境は問いません。

2. OpenCVプログラミング

ビジョン系、画像処理等で利用が盛んなライブラリであるOpenCVを使ったアプリケーションの実装方法について学びます。 Visual StudioもしくはMacやLinuxでの開発を前提としています。

3. カメラアプリプログラミング

主にWebカメラ(USB接続できる簡易なカメラ)を用いたアプリケーションの実装方法について学びます。 Visual StudioもしくはMacやLinuxでの開発を前提としています。

4. Kinectプログラミング

MSから販売されていたKinectを含めた、RGB-Dカメラを使ったプログラミング、アプリケーション開発について学びます。 開発の容易さよりProcessingの利用を予定していますが、参加者の希望によってはMSのKinect for Windows SDKおよびVisual Studioを用いるかもしれません。

5. CVに関する勉強会

国内外の論文をメインとして、最先端の研究・技術動向を調査します。